神戸市内の事件ですので、関心を持っていたところ、最悪の結果となったようです。御冥福をお祈りします。
ところで、今朝方、東京「03」からの電話がありました。
「※※テレビの○○・・・・・・・・」
依頼の内容は、「神戸市長田区天神町○丁目○ー×」の登記事項証明書を取得して欲しいとのこと。
ひと昔前までは、登記事項証明書を取得するには、管轄の法務局へ申請する必要がありましたが、現在はどこの法務局でも取得できます。
「おかしな依頼だな?」と思い、その旨説明していると、ピンときました。
タイトルの事件の関連です。
その後、正午ぐらいに被疑者に関する情報が報道されていましたが、まさに、被疑者の自宅の登記事項の調査でした。
やはり、テレビ局にはリークされるものなのですね。
閉鎖謄本は管轄法務局で
ちなみに、上の説明の補足です。
登記事項証明書には、現在事項・閉鎖事項などの証明書があり、現在事項証明書は、全国の法務局で取得可能です。
しかし、閉鎖事項証明書は、当該管轄法務局でしか取得出来ません。
修行中に勤めていた事務所は、法務局のすぐそばだったので、よく閉鎖謄本の取得の依頼がありました。
ちなみのちなみですが、兵庫県の場合、商業・会社の登記事務が、神戸本局に集約されています。
集約されてすぐのころ、姫路にあった会社の登記事項を調べる必要が生じたことがあり、新快速に乗って約1時間かけて、姫路の法務局へ。
閉鎖謄本取得の申請書を窓口へ提出。待つこと1分。
「これ、神戸の本局で申請して下さい」でした。
閉鎖事項もすべて神戸本局に集約されていたのですね。