成年後見

成年後見申立て・診断書

成年後見のお話です。

先日、Aさん(仮名)の成年後見の申立て、裁判所での面談に同行して来ました。

Aさんは日頃からお世話になっているケアマネさんからのご紹介。
初めてお会いした第一印象は、「めっちゃしっかりしてはる。補助ぐらいかな?」でした。
その後、申立書類の作成のため、数回お会いしながら、じっくりお話をうかがいましたが、印象は「補助、あって保佐ぐらいかな?」でした。

ちなみに成年後見の類型は、ご本人さんの能力により、後見・保佐・補助と分かれます。

後見の類型について詳しくはこちら

つまり、比較的軽い状況だと判断していたのですが、実際の医師の診断は、「後見相当」一番重度な類型とのこと。
クビをひねる結果です。(なお、お医者さんの診断にケチをつけるつもりはありませんので。)

ちなみに、この成年後見に関する診断では、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)という方法が使われることが一般的。
この長谷川式とは、自己の年齢や日付、居る場所などを回答する、30点満点の試験です。
ごくごく普通の中年の私でも、かんたんに満点をとれる自信はありません。

参考 長谷川式簡易知能評価スケール

が、このAさん、26点!非常に優秀です。

後見申立ての面談

裁判所では調査官の方との、私を交えての面談(3者面談)と本人と調査官の方の2人きりでの面談が行われました。
調査官の方も、ご本人さんがあまりにしっかりされているので、多少驚かれていたようです。

類型と本人の状況に差があるので、ひょっとして「鑑定」が行われるかもしれませんが、とりあえず、成年後見の申立ては終了、あとは裁判所の判断・審判を待つばかりです。

ご相談から面談まで

このAさんのケースは、ある事件をきっかけに後見制度の利用を検討されました。実際の事件後、初めてお会いさせて頂いてから、2ヶ月弱で面談までこぎつけることができました。

あるケースでは、ケアマネさんが後見制度の利用を検討されてから、行政や各種相談窓口などをたらいまわしにされ、実際の面談までに1年弱もかかってしまったようなこともあったようです。
そのときの事情を伺うと、やはり弁護士・司法書士事務所などは敷居が高く、費用も高額と思われ、相談しにくいようで、結果的に回り道になってしまったとのこと。

成年後見の利用についてのお悩み・ご相談は、私も所属するリーガルサポートでも低廉な費用で相談可能です。
決して、敷居が高いわけではありませんので、申立てに関することは、申立ての専門である司法書士にご相談下さい。

もちろん当事務所でも、随時相談(無料)を受け付けております。特にお急ぎの場合などは、お気軽にご相談下さい。

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