不動産登記

忖度?登記行政手続が歪められた?

ものものしいタイトルですいません。

こんにちは。神戸の司法書士の塚本です。塚本姓ですが塚本幼稚園を含め、「モリカケ」とは一切関係ありませんので。

今日のお話しは、

日本政策金融公庫に追加担保を提供して、追加融資を受けたい(超急ぎで)って、

ご依頼です。ご依頼者さんは、3月中から、日本政策金融公庫に申込み手続を進めていたようですが、4月になり、「さあ契約!」って段階で、

国金さん
少々お時間が必要になりまして・・・

日本政策金融公庫からの不動産担保融資

昔風にいうと「コッキン」さん、現在の名称を「株式会社日本政策金融公庫」。ご存知の通り、民間金融機関の補完を旨とし、全国津々浦々で、国民の生活に密着した金融業務を行っています。中小企業のお助け窓口的なイメージですね。

実際、司法書士的には、不動産を担保に事業資金、運転資金を調達される方々のお手伝いをさせて頂いてます。で、国金さんの融資の特徴としては、

(根)抵当権設定登記申請 ⇒ 融資金の振込み

登記が先で、お金は登記が終わってから。これが特徴です(一部例外あり)

全国津々浦々って、どれぐらいかというと、沖縄県を除く全都道府県に152もの支店があるようで(登記事項から)、で、その支店ごとに(複数存する支店もあり)支配人(支店長)が登記されています。つまり、登記する事項がメチャクチャ多くて、登記事項証明書が、ざっと83ページ。読むだけでも大変です。

新年度の人事異動は恒例じゃないんですか?

これだけの役員、支配人がいるんですから、毎年新年度には全国で人事異動があるんでしょう。となると、毎年、役員や支配人の変更登記が行われるんでしょうね。

その通り!日本政策金融公庫の登記手続が4月2日に申請されていたんです。

となると、株式会社日本政策金融公庫は【登記事件中】として、会社の登記記録の確認が不可能になるんです。つまり、誰が代表取締役で誰が支配人か?なんてことが確認できない状況になってしまうんです。

となると、日本政策金融公庫の会社の登記が終わるまで、日本政策金融公庫に関係する新たな

不動産登記手続もストップ!急ぎの案件どないするの?

新年度の人事異動なんて、ハナから分かってたことじゃないんですか?と疑いたくもなりますが、揚げ足取りしてても意味がないので、会社の登記がいつ終わるのか確認してみると、「完了予定日 平成30年4月12日(木)午前」と案内されています。(この時、4月4日、ギリギリ、ビミョーです)

まあ、会社の登記は私が依頼された訳でもないんで、あとは待つしかありません!

私が新人司法書士時代に、ボス司法書士から「急ぎやって法務局に言ってこい!」と指示され、法務局に「急ぎで!」って言ったら、登記官から「お前、司法書士やったら、登記は受付順で処理するって知らんのか!」と怒られました。懐かしいですね~

新発売?法務局のファストパス?

ところがどっこい、4月6日(金)、別件のついでに確認してみると、登記完了してるじゃないですか!1週間も前倒しって

エラい早いですね~(今、流行りの忖度ですか?)

私の知らぬ間に法務局にもお急ぎコースとか出来たんですか?ファストパスもらえるとか?(冗談ですよ。ありませんので)

まあ、日本政策金融公庫の登記手続なんて、全国的に影響が及ぶので早く終わらせたんでしょう。順番ぬかしも幼稚園では大罪ですが、現実社会には大人の事情って奴がありますからね!

永田町あたりでは、忖度があったとか、行政手続が歪められたとか、お暇で無責任な方々がバカ騒ぎしてますが(火元は検察のリークらしいですが)

尖閣の中国船の時は、検察が忖度したんじゃなかったっけ?

まあ、ぼやいてないで、急ぎの仕事でも片づけましょう!

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