身近なトラブル

競売申立て

以前にブログで紹介した事件(執行官送達)。事件の内容は、マンションの管理費を滞納した方への請求でした。

呼出状を受け取った日には、「全額支払います」と言っていたんですが・・・

にもかかわらず、相手方は裁判を欠席。

当然ながら、裁判の結果は、管理組合側の全面勝訴。マンションの管理規約で規定された弁護士費用(司法書士費用)も全額認められました。

もちろん、執行官送達費用も含めた訴訟費用も、訴訟費用額確定処分申立てで認められています。

実際の回収

裁判には勝ちました!

さて実際にどうやって滞納金額を回収するか?

といえば差押えです。給与・預金・不動産が一般的ですが、今回のケースでは、当該マンションを競売することのご要望。

条件としても不動産競売に適した事案でしたので、速やかに競売申立の準備に取り掛かります。

とはいえ、

  • 判決・訴訟費用額確定処分の送達証明書
  • 判決・訴訟費用額確定処分への執行文の付与
  • 競売申立書の作成
  • 登記事項証明書・公図・地図・建物図面の収集
  • 住民票・公課証明書の取得

などなど、準備には結構な手間・時間がかかります。

そんな中、当該物件が売りに出ているとの情報が、インターネットで確認すると、すぐに見つかりました。実際に、売りに出ています。

さらに、管理組合へリフォーム工事の許可の申請が・・・売れたのでしょう!

滞納管理費は買主負担&重要事項ですよ

こんな場合、滞納されたマンションの管理費の支払い義務は、新しい所有者、つまり買主に引き継がれます。

じゃあ、黙って売買されるのを待って、買主さんから回収するか?というと、今回のケースのように、遅延損害金や弁護士費用・訴訟費用などは、買主さんとしては支払いたくないため、あとになってトラブルことが想定されます。

そこで、競売手続の準備と並行して、当該物件の仲介業者へ、滞納の事実と競売予定を告知。

結構大手の不動産仲介業者さん、滞納&裁判のことは売主から伏せられていたようですが、きちんと全額支払う方向で調整していただき、速やかに全額回収となりました。(実際、「知らなかったじゃ」エライ事件ですから・・)

ご依頼から9ヶ月、滞納の開始からは、2年半。

ようやく一件落着です。

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